『外側上顆炎の治療法としてのペロイド療法と体外衝撃波療法』

  • 2024.2.3
  • ∵ 整体

こんにちは、Body Care Room 體のブログへようこそ!今日は、外側上顆炎(LE)の治療に関する興味深い研究についてお話しします。外側上顆炎は、一般に「テニス肘」として知られ、肘の外側に痛みを感じる状態です。この痛みは、握る動作、物を持ち上げる動作、手を使う動作など日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。

最近の研究では、この外側上顆炎の治療法として、ペロイド療法と体外衝撃波療法(ESWT)の効果が比較されています。この研究は、平均年齢47.30±7.95歳の慢性の単側LEと診断された90人の患者を対象に、病院ベースの前向きランダム化比較試験として行われました。

患者は無作為に2つのグループに分けられ、一方のグループはペロイド療法を、もう一方のグループはESWTを受けました。ペロイド療法グループの患者は3週間、週5日、合計15回のペロイド療法を受け、ESWTグループの患者は3週間にわたり、週1回、合計3回のESWT(1.8バール、10.0Hz、2000インパルス)を受けました。治療前、治療終了時、そして治療後1ヶ月に、患者は痛み、生活の質、機能状態、握力の点で評価されました。

この研究の結果は、両グループともに治療終了時と1ヶ月後のフォローアップで、すべてのパラメーターで統計学的に有意な改善が見られたことを示しています。これは、外側上顆炎の治療において、ペロイド療法とESWTがどちらも効果的であることを意味します。しかし、これらの治療法の間で効果の面での優越性は見られませんでした。この研究は、外側上顆炎の治療における運動療法の補助としてペロイド療法とESWTを比較した最初のランダム化試験であり、その結果は医療界にとって大変重要な情報を提供しています。特にペロイド療法は副作用が少なく無痛であるため、患者にとってより有利な選択肢となる可能性があります。当院では、患者様一人一人の状態に応じて、最適な治療方法を提供しています。外側上顆炎に苦しむ方々にとって、ペロイド療法やESWTなどの治療法が有効な選択肢となることを心強く思います。痛みや不快感にお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

さらに、当院では患者様の痛みの原因を特定し、個別の治療計画を立てることを重視しています。痛みの軽減だけでなく、その原因に対処することで、再発のリスクを低減し、長期的な改善を神経生理学的視点からの改善を目指します。当店は、患者様が日常生活を快適に過ごせるようサポートすることを最優先事項としています。

 

また、当整体院では、治療だけでなく、日常生活でできるヨガや神経科学をベースとした運動療法の指導も行っています。これらの自己管理の方法は、症状の再発を防ぐ上で非常に効果的です。患者様一人ひとりに合った運動プログラムを提供し、健康維持のための日々の活動をサポートしています。

健康に関するご質問やご相談がありましたら、お気軽に当院までお問い合わせください。私たちBody Care Room 體は、皆様の健康と快適な生活のために、最新の治療法と研究に基づいたアプローチを提供しています。次回のブログもお楽しみにしてください。

皆様の健康をサポートするために、私たちは日々努力を続けています。最新の医学的知見と独自のアプローチを組み合わせることで、より効果的な治療を目指しています。そして、患者様の生活の質を高めるためのサポートを惜しみません。

このブログを読んでくださった皆様へ、心から感謝申し上げます。健康に関する情報や当院の最新の取り組みについては、定期的にブログで更新していきますので、ぜひチェックしてみてください。それでは、皆様の健康と幸福を心から願って、Body Care Room 體よりお送りしました。次回のブログ更新も、どうぞお楽しみに!

参考文献:

Int J Biometeorol 2024 Jan; 68(1):101-108.

他の文献紹介:

骨関節炎の負担:1990年から2050年までのグローバルな視点

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